ポジティブビジネスハック

ビジネスで一目置かれるテクニックを中心にポジティブに表現するメディア。日々の中からも学びを見出し、知恵に変える。

【図解】自己成長を本気で求めたい人の境地『至善館』-Part2-

思わず”釣り”の様なタイトルを書いてしまいましたが。

タイトルに全てが込められております。

※後から図解で多々アウトプットしてます

 

以前にも、MBAスクール「至善館」(shizenkan)について、

記事を書かせて頂きました。今回はPart2となります。

 

こちら⇩

positive-kojoiinkai.hatenablog.com

 

2019年8月から第二期生として入学し、

この記事は2019年12月時点で書きました。

 

今の情勢によって、至善館の授業も3月からオンライン(ZOOM)

での実施となりました。

ただ、”授業を受ける”という事に絞れば、オンライン授業によって、

教授の声も聴きやすく、資料も見やすく、

より集中して学べている様な気がしております。

※もちろん本当はリアルの場で講義を受けたり、仲間とディスカッションしたいですが。。

 

そんな中で今回は、2020年4月現在、

約8ヶ月半至善館を通っている身としての「感想」と、

「学び」を書きたいと思います。書きたい欲求に駆られております。

 

 

 ***

大学院大学至善館』のおさらい

 

サイト自体が4月に新しくなってます!なので、詳細はこちらでご確認ください。

shizenkan.ac.jp

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Newサイト

赤丸の部分で、自身の情報の登録が出来ます!

 

少しでもご興味ある方は、ここに登録頂き、

イベント情報など取得頂けると良いかと思います!

 

 

至善館は、

・分析(B-School)と構想(D-School) ※B=ビジネス D=Design

・How(手段)とWhy(目的)

・他者との対峙と自己の内省

それぞれを融合させ、密接に絡み合わせたカリキュラムを編まれております。

 

それにより、

独自のリベラルアーツ教育を通じた世界観、歴史館、人間観を学び、

ティーチング・コーチングを通し、体験し、感じ取り、

全人格経営者としてのコンピテンシーを学び得る事が目的の社会人MBAスクールです。

 

2年間で、以下の「コンピテンシー磨き」に基づいた授業を受けていきます。

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授業内容はもちろん、合間合間の膨大な「課題」と向き合い、

同じ”学び舎”の中で、様々な立場の仲間と切磋琢磨し、

時には自分自身の価値観を見出す「自己対峙」の機会を通じて、

決してハリボテの表面的なモノではない、

本質的内面からの成長」を感じる事が出来ると思います。

 

 

 ***

至善館の講師が皆凄い

 

 

前段が長くなりましたが、今回書きたかった内容はこちらです。

 

「講師が凄い!!」

 

前回の至善館に関しての記事では、

Term1 ,Term2までの授業に関して、簡単に記載しました。

 

※一つのTermが約2ヶ月弱なので、前回は9~12月までの授業です。

 

2019年9月~12月までの授業

【Term1】では、

至善館理事長の野田教授が講師を務める『企業論(企業とはどう在るべきか)』の授業に圧倒的な洗礼(自分達がいかに無知だったか)を受け、

『アカウンティング』では某ビジネススクールでも教鞭を執る西山教授、

ファイナンス』ではMcKinsey & Company パートナーの佐藤克宏教授から、

実践として使う為の”企業価値経営”の学びを受けさせて頂きました。

 

【Term2】では、

『近代哲学と資本主義』の授業で、哲学者の竹田青嗣教授と超ロジカルな片岡教授、

『未来洞察学』で、A.T.カーニーや様々な活動をされている山本美樹夫教授と

TEDxTokyoやシンギュラリティ大学、また多くのテック関連の本を執筆する

パトリックの2名から学び、

『パフォーミング・アーツ』では日本を代表する劇作家の一人である平田オリザさんから、演劇を通して「対話」の重要性を学びました。

 

 

ここまでが前回。

 

2020年1月~4月までの授業

 

改めてサイトがリニューアルした為、

ファカルティ(教授)の一覧を知る事ができます。

shizenkan.ac.jp

 

1月から受けている授業は以下の通り。

 

**

---Term3-------------------------------------------

 

『比較宗教社会学:宗教から考察する社会構造と世界の多様性』

社会学者、東京工業大学名誉教授,宗教学の数々の本の著者

橋爪 大三郎教授

----------------------

『システム思考と持続可能性への挑戦』

東京ガス株式会社社外取締役、幸せ経済社会研究所所長、他
システム思考の数々の本の著者

枝廣 淳子教授

----------------------
マーケティングの原則と実践』

A.T. カーニー株式会社 代表取締役

関灘 茂教授

 

----------------------------------------------------

 

**

 

---Term4-------------------------------------------------

『社会システムの理論と人間存在の未来』

首都大学東京 人文社会学部人間社会学科 教授,

社会学サブカル関連の数々の本の著者

宮台 真司教授

----------------------

『構想する力』

Founder of BIOTOPE, Chief Strategic Designer
デザインシンキング・ビジョン思考などの数々の本の著者

佐宗 邦威教授

----------------------------------------------------

 

** 

 

---Term5-------------------------------------------

『東洋思想に見るリーダーシップ』 

衆議院議員

北神 圭朗教授

----------------------

・・・他授業は今後

 

----------------------------------------------------

 

**

 

毎回授業の第一回目の時には、野田理事長から、

・今至善館全体のカリキュラムのどこにいるか

・何をこの授業で学び取ってほしいか

アナウンスメントしてくれます。

 

そこで方向を見失わず、常にベクトルをあわせる事が出来るのですが、

毎回その場で講師の説明をされる際に、

経歴に圧倒」されます。

 

いや、もちろん経歴が重要なのではないですが、

それでも、

 

・どうしてこんなに凄い人が講師をしてくれるのか

・こんな方から教えてもらえるなんて、なんてラッキーなんだ

 

って毎度心で思ってます。おそらく皆同じ印象を受けていると思います。

 

 

いずれも、その道のプロ、第一人者の方々が、

自分の経験や学びを凝縮して、授業に込めてくれております。

 

だからこそ、「その知識の重要性」を「手触り感」持って、

受け取る事が出来ているのだと思います。

 

 

ただ、ここで述べたい事は更にもう一つあります。

 

それは、教授皆が「人格者」たる人物だと思える事。

授業の内容は違うのに、本質的に言うことは同じ。

そして、とても親しみやすく、ユーモアもあり、

生徒からの意見にも寛容的で、肯定的。

しかし、その意見や質問に、”ず深い知見を添えて”返してくれる。

どの授業も「心理的安全性」が担保された空間で創られており、

それは教授の方々の力であったり、「ファシリテート力」「人間力」なのだと思います。

 

 

やはり驚きは、授業の内容、教授達の言葉、その本質的、根本的部分は、

全て繋がっている事。

・利他的・誠実・透明性

 &

・強い”想い”

を感じます。

 

つまり価値観が同じ。そして目指すべき方向性も皆同じ。

 

こんなイメージです。

※どこかを批判したいのではなく、あくまで至善館は「こう」という事を伝えたい為の図なので、そこはご了承ください!

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至善館の「形」

 

「卓越した個」であるその道のプロの教授達が、

至善館が目指す”想い”に共感し、相互協力をし合う。

 

 

つまり、この至善館の「形」そのものが、

企業経営としての、在るべき組織の「形」なのではないかとも思います。

 

至善館での多くの学びが今後に活きる事はもちろん、

至善館自体を”中”で知る事、その「形」を肌で感じる事が、

このビジネススクールに入る、”一番意義ある事”かもしれません。

少なくとも私はそう思います。

 

宮台教授のSociology(社会学)の授業にて、

人は、誰に何言われようと気にならない”尊厳(揺るがない自己肯定感)”を持つ重要性や、”ミメーシス(模倣感染)を起こす人間になれ”という学びを受けました。

※ミメーシスとは、利他的で卓越的で人格者たる振る舞いにより、周りも”この人の様になりたい”と内発的に模倣行動を起こし出す、という様な理解(個人的理解です)

 

このSociologyが修了した後、現在東洋思想を学ぶ授業を受けておりますが、

ここで学ぶ孔子の「中庸」では、正にこの“尊厳”に相対する”独を慎む”という話や、

ミメーシスたる人間の様に、”指導者自身が中和の心構えを持てば、環境も安定し良い世の中になっていく”という話を学んでおります。

 

システム思考の枝廣教授の授業での”推論のハシゴ”と、

マーケティングの関灘教授の”議論の捻れ”の話なども、

かなり密接な繋がりを感じました。

 

それぞれの授業内容や、教授の話、

点と点が「線」に繋がる『伏線回収』の感覚などは、

とてもゾクゾク感じるものがあります。

 

これも、”共通思想”で繋がっている事や、

始めに述べた、「カリキュラムのストーリー」が、

この繋がりを生み出しているのだと思います。

※本当に野田理事長の考えが凄い

 

***

”学び”で得た示唆を「アウトプット」

 

授業の詳しい内容や、そこでの資料は残念ながら載せられない為、

ぜひご興味を持たれた方は、オープンクラスに参加頂けると、

雰囲気をつかめると思います!

※ZOOMでのオンライン授業なので、参加の心理障壁はキャンパスで受けるよりも低いかと。

 

ただ、Term3、Term4を通して、私自身が感じた事、示唆を得たこと、

そのアウトプット内容を共有したいと思います。

※あくまで私の個人的な理解に基づく内容なので、ご了承ください。

 

それにより、なんとなくでも「こういう事が学べる」というイメージを付けてもらえると嬉しいです。

 

** 

 

---Term3-------------------------------------------

『比較宗教社会学:宗教から考察する社会構造と世界の多様性』

橋爪 大三郎教授

日本人には馴染みのあまりない宗教。

しかしそれは日本だけが歪な状況で、

グローバルスタンダードでは無い事を学びました。

世界の宗教を歴史と共に学ぶ事により、

「自らの”思考・発想”を宗教を軸とした考えを持つ世界の人たちと同じにする」

という趣旨でした。

 

ここでは、

・世界の宗教の在り方や関係性

一神教多神教の理解

について、橋爪教授の授業からの学びより、アウトプットしてます。

 

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----------------------

『システム思考と持続可能性への挑戦』

枝廣 淳子教授

システムシンキングを通して、要素通しに繋がりを

”ループ”として見る事を学びました。

また、その上での、社会でよく起きているループ図の代表例、

そこに対しての改善打ち手であるレバレッジポイントの理解など学び、

最終的には、現代社会と環境で起きている問題や、

世界の持続可能性への思慮を学びました。

 

アウトプットとしては、

・授業を通して学んだ総括

・「働き方改革を行う企業」における”ループ図”

についてです。

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学びの総括

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働き方改革」を行う企業の全体構造理解”ループ図”

 

 

----------------------
マーケティングの原則と実践』

関灘 茂教授

 関灘さんからは、マーケティングの原則もそうですが、

それ以上に学びに対しての”向き合い方”を学びました。

===

・毎回のグループワーク(議論)の中で、他者意見や他グループの情報を基に、
いかに自分の知識に落とし込めるか。
・人の話や主張はすぐに捻れる。またその背景として、言葉のやり取りは抽象度が高く、 前提知識や経験、思い込み、曖昧な記憶により捻れてしまう、という事を理解する。
・その為に、「一言一句」メモに取る。(その気概を持つ事)

・持論の言語化

===

などなど、格言にも近い、意識すべき大事な向き合い方を学びました。

 

アウトプットとしては、

・私の考えるマーケティングイノベーションの位置づけ

・企業が成長する流れ

・議論の見える化

に関してです。

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マーケティングイノベーションの位置づけ

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Purpose(想い)を軸とした企業の成長の流れ

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議論の”見える化”の意義

 

 

マーケティングのここまでの学びと、前回の記事で挙げた、

「成功する組織とは?」の考え。

positive-kojoiinkai.hatenablog.com

 

この内容を融合すると以下の様な「持論」に辿り着きました。

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進化し続ける企業の原理全体図

-----------------------------------------------------

 

** 

 

---Term4-------------------------------------------

『社会システムの理論と人間存在の未来』

 

宮台 真司教授

現代社会は汎システム化となり、人の繋がりは薄れ、

空洞化社会となっている。

損得勘定蔓延る感情で渦巻いた社会は、このままでは崩壊する。

この現代社会に対してどう”社会のリーダー”は立ち向かうべきか。

初めて知る社会の現状に愕然としつつ、

一方で”知の巨人”たる宮台教授の授業は、本当に魅力あるものでした。

 

※このアウトプットは後ほど記載します。

 

----------------------

『構想する力』

佐宗 邦威教授

佐宗教授の授業では、自分の”想い”からスタートして、

どんな世の中を願い、その上でどんなサービスがあるべきか、

具体的なイメージに落とすまでの過程を学びました。

 

デザインシンキング・アートシンキングなどを通じて、

普段の思考とは全く異なる”思考”を通して、

またAirbanbの成り立ちなど実際の事例をも吸収していく事で、

多くの”手触り感”ある学びとなりました。

 

「Why」の部分の深堀りや、

Vision Sketch」でイメージを絵で具現化するなどのプロセスを経て、

サービスまで落とし込む体系化された構成は、

本当に多くの学びとなりました。

 

ここでのアウトプットとしては、

・組織に在るべき要素とそのバランス

となります。

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組織に必要な4つの構成要素とバランス



 

上記の考えは、今までの自身の持論も含まれておりますが、

佐宗教授の授業から”想い”がまずあるべき、と学びました。

そこに紐付いて、”組織”で考えると、

・ビジネスで大事な「お金」視点、

・顧客を理解する「ニーズ」視点、

・一緒に働く仲間の「心理的安全性や尊厳」、

そして中心には、

・共通思想、共通文化

があることによって、「想いを実現出来る組織」が出来るのではないかと。

 

-----------------------------------------------------

 

 

以上、授業での学びより、

私ならではのアウトプットとして、載せさせて頂きました。

 

 

 ***

-おわりに-至善館を広く伝えたい「理由」

 

なぜ、私が至善館を紹介したいかという点から述べます。

 

純粋に至善館に新たな人が増える事、それ自体に喜びがあり、

多くの人にこの”学び舎”の存在を知ってほしい、という思いがあります。

 

ただ、それだけではなく、

私自身の強い「想い」も持ち合わせている為です。

 

それは、人は「学習により成長し続ける事」により、

自身を幸せにし、周囲も幸せにする、と考えている為です。

 

私が至善館で成し遂げたい事の一つは、

「仕事を通じて、人が自ら楽しく成長し続けるメソッド」を見つける事です。

 

理由は二つあります。

 

一つは、仕事に対して一人ひとりが視座を高め、内省し、自らの成長を探求する世の中になれば、社会は活気に溢れ、豊かになると考える為。

 

そしてもう一つは、自身の成長が人生の選択肢を増やし、かつその選択肢を自己決定する力を得る事が出来る。その積み重ねと成功体験が、自己尊厳に繋がる。

結果、「各人の人生が実りある幸せな物になる」と考えている為です。

 

「仕事を通じて」と限定しているのは、世の中の人は仕事に人生の大半を費やす為、仕事への向き合い方が変われば各人の人生そのものが変わり、社会への影響度も大きいと捉えている為です。

 

何も成し遂げていない私が言うのは”いかがなものか”というのもありますが、

自身の「想い」を持つ事は大事なので、この様に掲げております。(そして真剣に考えております。)

 

 

至善館の授業を通して、何度も“自身は何が出来るのか”と考える機会がありますが、

以上の様な事が私の考えとなります。

 

だからこそ、「至善館」を広く伝えたい。

自己成長を本気で求めたい人の境地

と私は捉えている為です。

 

また、私の持論として、人間の本質とは以下のものだと考えております。

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人間の本質とは

想い」を持ち、「利他的」であり、「他者に働きかける」事が本質的に大事である。

故に、私としても、これから先”誰かの為に、何かを成し遂げたい”という内発的動機から、まず出来る事として、ささやかながらブログにて「至善館」の事を書かせて頂いております。

 

さいごに、「仕事を通じて、人が自ら楽しく成長し続けるメソッド」について、

宮台教授の授業を通して、一つ自分の中で”こうじゃないか”との持論が出来ました。

 

米ロミンガー社の調査結果では、人の成長は7割経験、2割薫陶、1割研修

とのことであり、自らの「経験」が大事という事です。

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70:20:10の法則


 

ただ、その経験を「自ら」求めるには、”薫陶”により背中を見せる人、”この人に付いていきたい”と思える存在からの働きかけこそ、がまず最初に必要なのではないか、

と考えるに至りました。

 

上記を踏まえて、宮台教授の授業での学びから、

そのアウトプットを載せさせて頂きます。

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人が自ら育つ方法_リーダー視点から「育つ人」を創出するアプローチ

 

「人が自ら成長する」サイクルに対して、”そうしたい”と内発的動機を生み出す為には、「ミメーシスを起こす素晴らしいリーダーの存在」が必要なのではないかと。

 

この存在が、次なる「リーダー」を生み出し、このサイクルが組織を良くし、

社会を良くするのではないかと。

 

その様な考えに繋がった次第です。

 

 

**

 

少しでも、この記事内容が参考になりますと幸いです。

お読み頂き、ありがとうございました!

 

ご興味ある方は、ぜひサイトにて、

ご連絡してみてください!(きっと事務局の方が喜ばれます笑)

 

shizenkan.ac.jp

↑情報取得、というより”繋がり”を創る為のフォームなのでご安心を!

 

 

 以上、”自己成長を本気で求めたい人の境地『至善館-shizenkan-』”についてでした。

 

 

 

**

※追記※

 

至善館には「メンター制度」があり、

それぞれにメンターとなる教授が付いてくれます。

 

私は、人材教育・キャリア論に興味を持つ人であれば、

一度は名前を聞いたことがあるであろう

野田稔」副学長がメンター教授となります。(なんて贅沢・・・)

 

色々相談させて頂き、その場の面談だけでもとても多くの事を学びました。

 

その中で、特にこれは「幅広く伝えたい方が良い」と思える内容を、

アウトプットさせて頂きます。

 

『良いレポートを作るコツ』

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良いレポートを作るコツ

 

ぜひ、レポートを作る機会のある方は、

ご参考にしてみてください!

 

【図解】成功する組織とは?~「個」と「組織」が輝く環境とその創り方 ~

個人が活躍し、組織が成長する。

そして、自分たちの活動が世の中の課題を解決し、

世の中から必要とされる存在として、進化し続ける。

 

その様な「個」と「組織」の在るべき姿を考え、

様々な知識インプットや経験を基に、この度、図にしてみました!

 

強い組織に共通している3要件は、

 

①共通目標

②共創・競争環境

③協働意欲

 

この3つが、揃っている事。

 

この要件が揃うと、自ずと組織の中で

心理的安全性

が育まれ、個々人の自己肯定感が引き出されます。

 

心理的安全性はGoogleが提唱した、

成功する組織において”最も重要な状態”の事を指します。

詳しくはググってみてください!

 

この条件が揃った組織は、

個と組織における“一体感・誇り”が醸成されます。

 

ここまでは、組織と個の在り方の話で、

ビジネスとしては、ここから成長する上で、

“顧客ニーズの把握と自分達のコアコンピタンスとの結合”

更に、

“既存サービスの付加価値追求”と“新サービスの探求”

この継続が求められます。

 

ここら辺は、マーケティングイノベーションの分野。

 

そして、組織の在り方から、マーケティング(STP・4P)、目指すべき方向性、

そして自社のPurposeまでの全てが一貫したストーリーとして紡がれていれば

必ず、企業の存在も、社内メンバーも、世の中のニーズに対しても、

“全方位良し”(近江商人の三方良し的な)の状態が創れるのだと信じております。

 

上記の様な内容を、一枚にまとめてみましたので、共有致します。

 

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******************************

 

更に、もう少し要素を具体的にし、

“この環境を創る上で、社内メンバーをどう動かせば良いの?”

という点においても、一枚にまとめてみております。

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******************************

 

①の中に②があるイメージで、

②の図は社内の中で、

横断した動きを浸透させる為のより具体的な打ち手

として表現しております。

 

 

ぜひぜひ、少しでも参考になりますと幸いです!

【図解】議論の見える化は、論点の捻れを解消し、素晴らしい効果を生み出す

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会議が中々進まない、なんとなく論点ズレている、

なんてことは普段仕事をしている上でとても多いと思います。

 

これは、そもそも言葉だけでやり取りする、という行為自体が、

かなり難しいからです。

 

人それぞれで、前提となる知識は異なり、思考方法も異なります。

その為、同じ”ワード”に対して捉え方が異なり、

”出来事”に対しても、個々人の見解は異なってしまう。

 

そんな中で、お互いのイメージだけで進めても、上手くいくわけがない。

 

更に、本人自身も自分が気づかずに主張がズレてしまう事もある為、

常に議論には捻れが起きていると考えたほうが良い。

 

⇓こんなイメージ

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主張①
 ┗根拠①
 ┗根拠②
 ┗根拠③
   ┗根拠①
   ┗根拠②
----------------------------------------------------
こういう構造が人の言語。
しかし、主張に対しての根拠が抜けてたり、
----------------------------------------------------
主張①
 ┗根拠①
 ┗根拠② ⇐これが抜けてる
 ┗根拠③
   ┗根拠①
   ┗根拠②
----------------------------------------------------
主張に対しての意見ではなく、
根拠に対して新たな主張が出たり、
----------------------------------------------------
主張①
 ┗根拠①
 ┗根拠② ⇐いや私はこう思う”主張②
 ┗根拠③
----------------------------------------------------
 
この様な捻れ構造を皆で理解する為には、
全てメモを取って、論点を明確に構造化して、
カテゴリ別で分類するしか無いな、と思います。

 

その課題と打ち手を、改めて一枚の図にまとめてみたので、

共有させて頂きます。

 

⇓こんなイメージ

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******************************

図は拡大して見てもらえますと幸いです!

 

ではでは

 

 

【本当に入って良かった!】MBAスクール「至善館」の素晴らしさを伝えたい-Part1-

至善館の内容について、Part2もありますのでぜひ御覧ください!

positive-kojoiinkai.hatenablog.com

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自分を成長させたいと、学ぶ環境を探している方

自分に合った、MBAを探している方

上司や人事から、ふと、”至善館受けてみないか?”と言われ「ナニソレ?」と戸惑っている方

 

MBAスクールである、大学院大学至善館(shizenkan)。

今年まだ出来て二年目のデキタテホヤホヤの大学院であり、情報が少ない。

評判はどうなの?であったり、「事前にもっと知りたい」と皆さん情報を欲しているのではないかと思います。

 

個人で受けられる方も、企業派遣という貴重なチャンスをモノにしようとしている方も、金銭面でも時間面でも、かなりの”投資”が必要になる事は間違いありません。

だからこそ、”事前に人は情報を得ようとする”と思います。

 

そんな中、偶々このブログに辿り着いて頂いた貴方へ、

少しでも検討する上での参考情報をご提供出来ればと思います!

 

 

 

 

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至善館(shizenkan)について

至善館概要

そもそも私は何者か、というと、

今年2019年8月に入学した、至善館二期生の者になります。

 

英語コース、日本語コースで大体各40名計80名が同級生となり、

私は日本語コースに所属しております。

 

至善館は昨年2018年に新しく誕生したビジネススクールであり、

まだ出来てホヤホヤの2年目。

詳細は、そもそもにこのブログに来る前に公式サイトで確認していると思うので、

割愛します!(公式サイトURL:至善館

※ポイントだけ転載

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まだ2年目で歴も浅いし、実績無いのに大丈夫なの?

と思う方、全く心配ありません!

 

私も入学する迄は全然概要分かりませんでしたが、

至善館の母体(正確には別法人ですが)となるのが、

「アイ・エス・エル(ISL)」という、

リーダーシップ教育・社会啓発を目的とした特定非営利活動法人NPO)となります。

 

ISLは、Institute for Strategic Leadershipの略称で、

至善館の創設者と同じ”野田 智義 (のだ ともよし)”さんが、

2001年に創設された、『経営者に対しての教育機関』です。

 (ISL公式URL:ISL Institute for Strategic Leadership|ISLは、理念を共有し、夢と志を持つ個によるメンバーシップです

 

 

 簡単にいうと、各企業の元々優秀な経営者の方達が、

更に”リーダーシップとは何ぞや、世界に求められる人物とは何ぞや”と、

野田さんを始め、様々なその道の第一人者の方達から学びを受け、

徹底してインプットとアウトプットを繰り返し、

人としても経営者としても、より卓越した存在に磨かれる場

と聞いております。(実際に私はその立場にいないので、あくまで聞いている話)

 

ただ、ここの卒業生の方々は、やはり日本の第一線で活躍されている方ばかり。

そして、世の経営者の方々に対し、洗練された教育を既に20年近く行い、

かつ常に進化してきたのが「ISL」。

 

この「ISL」のノウハウを凝縮し、より教育機関として尖らせ、

学校法人として産み出された”学び舎”こそが、

大学院大学至善館となります。

※野田さんからのメッセージ

sites.google.com

 

 

「ISL」は約11ヶ月での卒業に対して、

至善館」は2年間(かつ週2)。

当たり前ですが、頻度も期間も圧倒的に増えている分、

キツさは基より、”比類無き成長環境”に構築されていると思います。

 

まとめると、至善館は今年2年目ですが、

その背景となる組織も実績も、圧倒的であり、信頼感があるので、

全く心配いりません!

ということです。

 

②なぜ今回このブログ記事を書こうと思ったか

そもそも、なんで私がこの内容を記載しているのか。

 

それは、2019年8月から至善館ライフが始まり、

全行程の約1/4が修了しつつある今、

この「本当にここで学べて良かった感」 を伝えたくなったからです。

 

かくいう私は、企業派遣として至善館に入学させてもらいました。

キッカケは、自社の役員の方がISLを知っており、

昨年誕生した至善館に”一人送ってみよう”、という事から。

 

そこから運良く声を掛けて頂き、チャンスをもらえました。

(本当にありがとうございます。)

 

当たり前ですが、私はブログで書く位の熱量なので、

自社内にも”いかに至善館が良いか”、情報を広く伝播しております。

 

そして、来年度入学者の出願開始、

つまり至善館三期生の応募が始まりました。

⇩ ※”もっと見る”で日本語も表示されます。

 

 

弊社からもまた来年度も、企業派遣として送るであろうと思いますが、

それ以前に社内からも個別で至善館の情報ヒアリングが多数入って来ている事もあり、

いっそ、しっかり、

伝えられる事を文字に落とし込もう!

と思い立った次第です。

 

あと何より、至善館の情報が全然無い!笑

 

私自身、入学前に情報を調べるにあたり、

至善館一期生の小沼さんが書かれた素晴らしいブログを読み、

なんとなくの入学後感覚を掴む事が出来ました。

 

だからこそ、少しでも情報を増やしたいと思い、

私も微力ながら、記事化させて頂きました。

 

素晴らしくポイントをまとめられているブログの為、

もし未だ見られていない方は、きっとご参考になると思います。

(小沼さんブログ⇩)

daichi-konuma.org

※小沼さんと直接の関わりは未だありませんが、

一期生と二期生の交流の場もありますし、

もっと言うとISLも全て同じ日本橋オフィスのため、

これから関わる事が出来ると思っております。

小沼さん、ブログを書いて頂き、ありがとうございます!

 

ここ迄でもだいぶ長くなってしまったので、

ここからはポイントを記載していきます!

 

至善館に入って良かったと言える3つの理由

①カリキュラムが凄い

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授業のカリキュラムは、2年次からは選択式もあるみたいですが、

基本は、1年次から日本語コース・英語コース共に同じ科目を受けていきます。

 

何が凄いかと言うと、恐らく通常のビジネススクールでは科目毎に分断して専門性を学ぶ形式である中、至善館の科目は全てが密接にリンクして授業展開していく

という点にあります。

 

至善館のカリキュラムはオープンになっているこちらの資料を御覧ください。

 

www.slideshare.net

 

 

大体2ヶ月のターム毎に3つの授業科目が同時並行で進みます。

基本は週2で、1コマ3時間+15分休憩、平日は1コマで、

休日は2コマか3コマ授業が入っているイメージです。

 

授業科目毎に各8回で構成され、3つの科目が一週間毎に大体配置されており、

その間の期間にて、課題やら復習やらを行うという感じで進みます。

私達二期生の場合は、第一タームにてまず以下3つを学びました。

----------------------------------------------------

『第一ターム授業概要』

・企業論:

企業はどういう存在で、経営者はどう在るべきか。資本主義市場に立つ我々が、これからの企業をどう創っていくか、自身の持論を磨く

・アカウンティング:

過去の数字(財務諸表等)から経営を見る眼を養う

ファイナンス

未来の数字(企業価値等)から経営を見る眼を養う

 ----------------------------------------------------

 

企業論は野田理事長自ら教鞭を奮って頂いたが、まずこの時点で、

自分たちがいかに世の中を知らないか、そして知識も考える力も希薄であったかを痛感。

何度も様々な論文を読み、授業と課題と予復習を通して、自身の企業哲学を構築していきました。

 

授業での学びは勿論、授業と授業の間に、関連する論文や参考図書を読む事で思考は深まり、更に定点的に自分の持論をアウトプットする課題がある事で、考えは固まっていきます。

更に最終課題では、野田さん自らの企業持論と対峙し、批判も織り交ぜながら、”自らの企業持論・哲学をレポートとしてまとめる”、という鬼のような課題、そしてそのレポートで述べた内容を、”自分の母校の学生にスピーチするという体での、スピーチ文をまとめる”という2つの課題を行いました。

 

とにかく、脳に汗掻くとはこの事かと、考えに考えて、自分なりの持論を固め、言語化した次第です。

ただ、旬に学んだ内容を、更に自分ごと化し、持論として固めるというプロセスは、

この最終課題が無ければ絶対に出来なかったと思います。

そう思うと、キツかったですが、この一連の授業と課題の流れは素晴らしいと思いました。そして自分の為になりました

 

しかし、この企業論とは打って変わって、

アカウンティングとファイナンスは、左脳を徹底して使う授業。

今まで仕事としてなかなか使って来なかったこの分野ですが、

やはり徹底して、授業と課題と予復習があった事で、

自分の知識と、基礎としての武器には十分付いたと思いました。

 

なぜなら、この2つの授業に関しても、

アカウンティングは別ビジネススクールでも教授をされている第一線の方、

ファイナンスマッキンゼーの第一線のコンサルの方(しかもパートナー!)で、

どちらも経営視点として活用する上での、知識インプットや授業展開で構成されていた為です。

 

例えばアカウンティングであれば、

授業の一つには、某有名ラーメンチェーン店のCFOの方が来てくれて、

経営視点で店舗を拡大展開する上での視点を、数字上で語ってくれる講義。

また、アカウンティング・ファイナンス合算の最終課題として、

某有名コスメ企業のCFOの方に対して、その企業の数字分析から企業価値を上げる為の提案までをグループ毎でプレゼン発表という、こちらも鬼の様な課題がありました。

 

そして、最後には、双方各90分・各200点満点のテストまでありと、

知識を嫌でも定着でき、かつ実践として活用するイメージまでも、授業一連のプロセスがこの様な構成になっていたからこそ、短期間で集中して習得する事が出来たのだと思います。

 

企業論において、資本主義市場の中での企業の在り方を考える際に、

財務諸表から経営課題を読み解き、どんな施策を打つべきか、

企業価値を算出する上で、企業はどんな打ち手を取っていくべきか、

その上で、企業として大事にしなければいけないこと、経営者のブレない想いとは何か、一番最初のタームで根幹を学べた事で、既に普段の仕事においても、

考え方は大きく変わっていると個人的に感じてます。

 

この3つ全てが密接に絡み合った内容で、

知識としても授業経験としても、やはりどれが欠けてても、

それぞれの授業の吸収度は落ちていたのだとも思います。

 

この組み合わせが、この期間(第一ターム)にあったから、一番吸収出来たという事です。

 

現在第二タームの3つの授業が丁度終わりに差し掛かっているところですが、

第二タームでは以下を学んでおります。

----------------------------------------------------

『第二ターム授業概要』

・Capitalism(哲学):

過去から現代の歴史、そして近代哲学を通して、

現代の資本主義経済を俯瞰して捉え、今後人類はどういう方向に向かうべきか、経営者としての想いを馳せる

・Future(未来洞察学):

2030年、40年とこの先に更にテクノロジーは進化し、環境は変わる。

その中で、未来を洞察しバックキャスティングで現代を捉え、経営の舵取りを行わなければ、時代に取り残される。その手法や思考方法を学ぶ

performing arts(演劇研修):

日本語コースと英語コース合算で各8人の共同チームを構成。

人とのイメージ共有や”対話(dialog)”を重要性を演劇を通して学び、

経営ボードメンバーとの中や、グローバルで人と接していく場合の、

知識と感覚を実体験で養う。

----------------------------------------------------

 

過去から現代を、哲学の視点から構想し、

未来から現代を、Technologyの観点から捉える。

この2つに加え、コースごちゃ混ぜで演劇を行う(しかも英語)、

そしてその理由が”対話”の大事さを学ぶ為と。

 

とにかく今、半年授業を受け、約1/4が修了した時点ですが、

構成が凄いし、全てが繋がっていると改めて認識。

過去と未来を往来し、左脳も右脳もフル活用し、

思考の幅と深さを向上し続けている実感があります。

 

授業構成は左脳的に緻密にロジカルに組まれているが、全体の一貫した流れは、異なるシナプス同士が急に繋がり閃きが生み出される様な、右脳的に感性に訴えかけられている様な、そんな感じなんです。

 

伏線が張り巡らせ、最後までみると、全てが繋がって納得感、満足感を得られる、秀逸なストーリーの映画、例えるならその様なイメージです。

 

②ファカルティも事務局の方も皆凄い

 

先程の図にある通り、協奏学習、内省学習、鳥瞰学習の全体設計の軸が洗練されているからこそ、ここまで”学びの腹落ち感”を体験出来るのだと思います。

 

協奏学習にて、その道の第一線に立つファカルティ(教授)の方々からの授業を通して、知識のインプットとアウトプットを繰り返し、体に徹底して染み込ませます。

これは、先程まで述べてきた、カリキュラムの凄さに繋がります。

 

あと、ファカルティの方々は皆、自分の専門分野に自信と愉しみを持って、

”知”を惜しみなく共有してくれます。だからこそ学んでいる側としても、

とても楽しいし、納得感もあります。

 

通常授業とは別に、補講も都度行なってくれるので、本当に感謝です。

 

 内省学習にて、グループでの演習や、課題を通して、常に自分と向き合います。

課題は個人課題とグループ課題に分かれるので、必然的にクラスメンバーとも集まる機会が増え、自分の立ち位置や考え方を改めて振り返れる機会が出来ます。

 

余談ですが、グループ課題は、プレゼンや発表用の資料を作成する事が必要なので、

授業とは別にグループで集まったり、TV会議などで、時間を作る事になります。

 

※ここは、家族がいる方は必ず事前に納得してもらう必要がありますので、ご認識ください!喧嘩の元になります笑

 

鳥瞰学習は、まだそこまで一年次では機会が無いのであまり多くは語れませんが、

企業論を通しての自分の持論構築やスピーチ文への落とし込み等。そしてこれから先、より自分の考え方を強固にし、自身が経営者としてどの様に真価を高めていくか、2年間を通して構築していく事になるのだと思います。むしろこれが目標。

 

 

このカリキュラム・プログラムを創り出した、野田理事長や理事、ファカルティの方々、

そして運営を回す事務局の方々は本当に凄いと思っております。

 

なぜなら、この全体の構成や、ターム毎の密接なリンクの創り方、

授業毎の課題設計などここまで述べてきた事は基より、

更に、様々なリーダーシップ第一人者を呼んだフォーラム開催や、

インドへの研修、福島原発への研修など、外部授業なども多々あるからです。

 

『フォーラム』

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サントリーHLD社長の新浪さんが野田さんと対談された時の写真

至善館Facebookページより引用:https://www.facebook.com/ShizenkanUniversity/

・経営者として名を馳せる方々、

NGOの方々、

・ソーシャルセクターの方々

等、著名でありリーダーシップたる存在の方達が、

至善館及びISLオフィスにて講演を行なってくれます。

 

話を聞くだけで、ビンビン刺激をもらいます。

 

野田さんの人脈が広く、その繋がりだけで、

世の中の各分野のリーダーの方々を呼んで頂けます。

 

また、ISLの卒業生の方々も、名だたる経営者の方が多い為、

その方達の話自体もとても貴重です。

 

授業だけでなく、フォーラムに参加できる事も、

至善館に所属する大きな価値です。

 

『外部研修』

任意での参加となりますが、インドへの研修や、福島原発への研修など、

経営者として知っておくべき事を、

直接目で見て、肌で触れ合って経験出来る、という大変貴重な機会もあります。

 

この間、私もインド研修に参加しました。

 

ISL・至善館の提携校が世界各地にありますが、

その一つとして、SOILというインドのビジネススクールがあり、

そこの学生達と一緒に、インドのデリー近辺で5日間共に行動しました。

www.soilindia.net

 

インドのスラム街や物乞いの人達で溢れたモスクを見て回ったり、

UNIQLO」などが進出し、サイネージが所かしこに並ぶ「Cyberhub」という地域でご飯を食べたりと、同国内での経済格差を目の当たりにしました。

そして、日本と異なり水道水が汚染されて口に出来ず、PM2.5の度合いが高すぎて、空気がかなり淀んでいる状況など、普段中々実感値を感じられない日本人にとって、とても衝撃的な環境でした。そして他人事に思ってはいけない事だと認識する事にもなりました。

 

また、ヒンドゥー教シーク教の寺院に行き、伝統文化や宗教を肌で感じたり、

一方で、インドの大企業の講義や最新ベンチャー企業が集まる施設を見学したり、

SOILの学生達のカンファレンスに参加してプレゼンを聞き、至善館からも日本のTechnologyについてプレゼンをしたりと、

5日間で本当に濃く、価値観の変わる体験をする事ができました。

 

SOILの学生達は、至善館と同じく社会人経験を数年した後にSOILに入学してますが、

とにかく勉強への熱心度合い、ホスピタリティの高さ、そして優秀さに圧倒されました。しかし一方で、日本人ととても親しい感覚もあり、非常に仲良くもなった。

 

このインド研修に参加しなければ、絶対に出会わなかったであろう人たちで関われ、

そして体験ができ、人生において本当に良かったと感じております。

 

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至善館の事務局の方々』

そして、この授業、課題、フォーラム、外部研修など、

全ての工程に対して、詳細な設計であったり、

ガイダンスであったりを行なって頂けるのが事務局の方々

 

学生とのコミュニケーションを取る事もとても多いですが、

すべて事務局の方々無くしてはあり得ない、

全体を通して”とても秀逸なプログラム”に創り上げてくれている事に、

本当に感謝の言葉が尽きません。(本当にお世話になります)

 

気持ちよく学ぶ場を提供して頂き、ありがとうございます。

 

③クラスメンバーが皆凄い

ここまでで、だいぶ長くなってしまいました。

書いている内に止まらない。それだけ、この半年で盛りだくさんでした。

 

ですが、その上で、一緒に学ぶクラスメンバーとの出会い

これを無くして、締められません!

 

よく、”ビジネススクールで出会ったメンバーは一生の友”と聞きますが、

間違いなくそのとおりだと思います。

 

至善館に来る方たちは、既に社長の方、ソーシャルセクターに所属する方、

省庁の方、大使館に勤めている方、そして各企業の次世代幹部候補と思われる方々など、とても多岐に渡り、かつ国籍も様々です。

 

企業派遣と個人通学で大体6:4くらい。かつ男女の割合もそれくらいで、

お子さんがまだ小さい中、通学されている女性の方も多いです。

 

ただ共通して、

・皆成長に対して貪欲であり、

・前向きであり、

・話していてとても面白く、

・そして自分の専門性をしっかり持たれている

尊敬できる方ばかりです。

 

それぞれが多様な価値観を持ちつつ、グループワークなどではお互いが良さを引き出し、

同じ学び舎でずっと行動を共にするからこそ、お互いの事も深く理解できるようになり、

結果欠かせない仲間になっているのだと思います。

 

一人では絶対に無理な事も、一緒に学び、一緒に考え、一緒に行動を成すからこそ、

大きな事を起こせる

 

なぜ、至善館が誕生し、全人格リーダーシップに向けた教育を施し、

世に影響を与えようとしているのか。

 

自分が中にいながらも、

仲間との共創環境の幅と深さが時間と共に磨かれていくほど、

同じ学びを受け、多様な価値観を持ちつつも共通する理念や使命感を持ち合わせれば、

大きく意義のある影響をこれから先皆で起こせる様になる”、

と考えるようになりました。

 

決して偉そうな事を言いたいのではなく、そういう”気概を持って”

クラスメンバーの方たちと、将来の世の中の為に、

楽しみながら力を付けていきたいな、と個人的に思う様になりました。(個人的に)

 

とにかく、日本語コース・英語コース共に、同じ二期生のクラスメンバーからも、

多大な学びと刺激と、勉強意欲をもらってます。

 

さいごに

大変長くなりました。途中気持ちの吐露が多くなった気がしてます。

 

が、色々述べさせてもらった通り、

成長したい人にとって、間違いなく”意識”と”知識”をどこよりも高められる場

がこの至善館です。

 

もちろん、至善館において、

・2年間原則週2の授業、

・授業と授業の間の、読書と課題の波

・自身の知識習得度を高める為の予復習

・グループ発表の為の授業以外の集まり

 

そして、社会人である以上、

・普段の仕事も圧倒的成果を残す

 

更に、

・家族への負担を理解し、家族サービスをしっかり行う

・仕事で関わる仲間にも少なからず協力をしてもらう為、

 その恩返し(行動で)

など、今までの時間の使い方や意識の仕方を、大きく変える必要があります。

 

ただ、大きなモノを得ようとする時に、

何かを犠牲にするのではなく、

全てを全力で行う気持ち、そして有言実行

これだけは忘れない様にお願いします!

 

意外に、普段の行動を振り返れば、無駄な事は沢山あるし、

意識を変えればできることも沢山あります。

 

何も捨てず、全て全力で! この気概は大事です!

 

大学院大学至善館(shizenkan)の情報を探している貴方へ

改めて、入って良かった!と心から言えます。

 

 

来年度の募集も始まりました!

自学自弁がしたく、成長したい、と考えている人にとって、

”絶対に入ってよかった”、と思える環境が待ってますので、

ぜひ受けてみてください!

※再掲※

 

同じ学び舎「至善館」で会えること、楽しみにしております!

 

読んで頂き、ありがとうございました!!

【図解】OJTトレーナー向け!人を育てる上での知識とテクニック

OJTトレーナーとして何が大事か?

まとめました!

 

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米ロミンガー社の研究結果です!

この割合が学習に効いているバランスみたいです。

まずは知識として把握しておく事が大事。

 

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OJTトレーナーは、トレーニー(教える後輩)に対して、

最初に教えた上で、

経験させ→フィードバックし→その経験を教訓化し→再度経験させて、

このサイクルを繰り返すこと。

知識が結晶化され、行動の再現性を培うことが出来ます!

 

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OJTトレーナーは、トレーニーの事を周りや自分の過去と比較して評価はしないこと。

トレーニー本人の能力がどう変わっていったかを的確にフィードバックし、

自己肯定感を高めさせてあげることが大事。

 

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やる気は、脳内分泌物のドーパミンが引き出します。

この「正」のサイクルを創れれば、本人は自ら学びたくなり、

内省し、成長する人材に変わっていってくれます。

 

自ら育つ人材に関しては、過去に記事で書いておりますので、ご参考に!

positive-kojoiinkai.hatenablog.com

 

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結果、①~④を抑えれば、

⑤として、強い「Team」が出来上がります!

 

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資料まとめ

 

OJTトレーナーの方、悩む事沢山あると思いますが、

トレーナー自身の知識や振る舞いが、ダイレクトにトレーニーの成長に寄与します。

 

なので、ぜひトレーナー自らが、

成長に飽くなき探究心を持って、頑張っていきましょう!!

 

少しでも参考になりますと幸いです!

ではでは!

【図解】ネガティブに振り返るのは後悔。ポジティブに振り返ることが内省!

ズバリこれ!

 

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人間において、ネガティブで良いことは何もない!

いかに自分をポジティブに持っていくかが大事。

 

「そうは言っても、ポジティブだけじゃなくて振り返りも大事じゃん...」

 

そう、振り返りは大事!しかしそれとネガティブは別物!

 

ネガティブな振り返りは後悔。

ポジティブに振り返る事が内省!

 

内省人材こそが、成長するビジネスマンに必要不可欠な要素です!

 

内省の大事さは、前回のブログをご覧ください。

positive-kojoiinkai.hatenablog.com

 

では、どんな風にポジティブに変えていくか??

 

それは、自分の脳を活用すること!

以下の形でお試しください!

 

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ではでは!

ぜひ、ポジティブで客観的に自分と向き合い、

内省を繰り返し続け、成長していってください!
 

 

 

【図解】人が自ら育つ方法 「内省」とその「環境構築」

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人は成長したいと思う生き物です!

 

けど成長って難しい。。

 

しかし、中々人に”成長しろ!”と言われても難しいですよね。。

 

結局は自分自身が、気づき、自学自弁し、経験し、出来る事が増え、喜びを得る事で、

成長の大事さや楽しさを知る事が出来ます!

 

ただ、そのサイクルに関して、資料に落としてみたので、

共有したいと思います!

 

 

ズバリこれ!

 

人が自ら育つサイクル

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人が自ら育つサイクル概念図

 

現在の自分を知り(メタ認知)、在りたい姿をイメージする(自己高次基準値)。

 

そこに対してのGAP(自己課題、不安、成長渇望)

 

但し、GAPに苛まれるのではなく、小さな成功体験を積んでいく。(成功体験・成長実感)

 

そこで、自己肯定感×自己効力感からなる”自己評価”を高める。

 

その上でのベースとして、

正しい努力の質を保つ為の知識と、

正しい努力の量を積む為の経験、

この2つを繰り返す。

 

才能有る、無しは関係ない。センスによる習得スピードの違いはあれど、

誰しもが、やり続ければ、成長する。

 

そうすれば、内省ができる、活躍人材に誰しもがなる

 

自己高次基準値は常にアップデートする必要がある

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概念図補足

やめて別の場所でうまくいく人は、そこで新しい環境で頑張り、

成功体験を積んで“ハマった”から。

なので、今の場所でも十分、このサイクルを組めれば、人は成長出来る!

 

マネージャーがメンバーに内省環境を創る為には

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内省環境の促し方

 

メンバーがこの様な動きを自らしてくれると、マネージャーは助かる。

 

ただ、中々自発的には難しい。。

 

なので、マネージャーが、メンバーの内省を促すべく、

①~③のアプローチをしてあげる!

そうするとメンバー本人が④の実体験を重ね、

成功体験を積み上げ、成長してくれる!

 

 

 

人が自ら成長を求め、内省し、自学自弁し、楽しく頑張れる様になれば、

間違いなく良い組織になります!

 

なにかのご参考に少しでもなれば幸いですー!